私を変えた一冊 ~小さな箱から脱出する方法~
Goeie dag(フユイ・ダハ)、広報の木内です。
先日こちらのブログで公開した「アドテク業界新人向けおすすめ図書5選」が好評でしたので、今回は個人的に気になっているメンバーにおすすめ図書を聞いてみました。
「教えてお願いっ!」と突撃したメンバーは、みんなから「みのりん」の愛称で呼ばれているコーダーの林さんです。
普段から「もっと仕事ください」などとドM発言をしている彼女。どうしてこんなにポジティブになったのかをお話してくれました。
それでは、みのりんお願いします!
こんにちは!
メディア・ソリューション部の林です。頭の中お花畑の“ポジティブ人間”でございます。
そんな私ですが、とにかくネクラだった学生時代、この本に出会って世界が変わりました。
当時は「人に良く思われたい。人に認められたい。」そんなことばかり考えていたように思います。
人見知りで、初対面の人と関わることは大変なストレスでした。人に嫌われることにおびえて、うまく話ができなかったのです。
なので、居酒屋でのアルバイトも接客は断固として拒否し、キッチンのポジションにこだわっていました。
……そんな時、同じお店でアルバイトをしていた同い年(当時22歳)の人に、
「何でそんなにネガティブなの? いいところたくさんあるのにもったいないよ!」
と言われ、この本をおすすめされました。
“私がネガティブだって??”
人からそんな風に見られているという現実がショックでショックで……。
自分を変えたい一心で、この本を読み進めました。
****(本書のあらすじから引用)*****
身の周りの人間関係はすべて自分が原因で引き起こしている。
それこそが、本書のいう「箱に入っている状態」である。
「どうして彼は問題ばかり起こすのか?」
「なぜパートナーは勝手なことばかり言いだすのか?」
こうした問題を、私たちは「相手の問題」と考えがちだが、本当の問題は「自分」にある。
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“私が対人関係でストレスを感じる時、その原因はどこにあるだろう?
すべて「自分」なんだ……”
正の感情も負の感情も、すべては「自分」が起因だと気づき、考え方が大きく変わりました。
「初対面の人とうまく話さなきゃいけない」という「自分への期待」に背くことがストレスだったのだと気がついたのです。
なので、無理に自分に期待せず、初対面の人と話す時にも自分をさらけ出すことにしました。
そのおかげで、今では「私は人見知りしないタイプなので〜」と自己紹介するほどになりました!
高校時代の友人に久しぶりに会って「人ってこんなに変われるんだ!」という一言をもらった時は、本当に嬉しかったです。
こういった考え方は、もちろん仕事にも活かされています。
以前の自分だったら、仕事に対しても受け身になっていたと思います。
受け身でいると「仕事を振ってもらえない……」「私なんかよりあの人がやったほうが……」など、いくらでもネガティブにとらえることはできますが、
“私は何で負の感情を抱いているのだろう?”
すると、やはり自分が原因だと気づくのです(自分が悪ということではなく)。
気づくことによって、負の感情を自分で取り除くことができます。
自然と「自分にできることは何かを考えて、とにかくやってみる!」というスタンスになりました。
大学4年生の12月までまったく就活もせず、いろんな意味で“箱入り”だった私が、今ログリーで楽しく仕事ができているのは、この本のおかげだと思っています。ログリーの面接でも、この本のことをお話させていただきました。
学生時代から見た“社会人”というのはネガティブな印象しかありませんでしたが、仕事がこんなにも楽しいものだとは……。
とはいえ、ログリーの良い職場環境があってこそだと思うので、自分のやりたいようにできる社風、いつでも相談に乗ってくれる先輩、協力してくれる仲間、、、ログリーのみんなには感謝しかないです!
このブログを読んでくださったみなさまも、仕事・プライベートがともに充実したものになりますように!