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デジタル広告業界のリーダーを目指して

近年、新型コロナウイルスの影響で世界が大きな変化を遂げており、私たちの生活や働き方も一変しました。しかし、コロナ禍が収束しつつある今、新しい時代を迎えるべく社会全体が活気を取り戻しています。

インターネット広告業界は、景気や社会情勢の変化に大きく左右されるものの、急速に進化しています。2021年以降、個人情報保護の取り組みがデジタル広告業界に大きなインパクトを与え、消費者のプライバシーを保護しながら効果的な広告配信が求められるようになりました。

当社は早期からこの課題に取り組み、Cookieに頼らない広告配信手法の開発に努め、業界の変化に対応してまいりました。さらに、昨年から広告事業の選択と集中を図り、業績の回復に成功しております。

昨年から取り組んでいる広告システムのオープン化も順調に開発が進んでおり、第1四半期中にはDSPとの接続が完了する予定です。このオープン化においては、プログラマティック技術を採用することで、広告のバリエーションが増え、競争力が向上し、単価の上昇が期待されます。年内に複数のDSPと接続を進めることで、アドネットワークからアドプラットフォームへの変貌を遂げていく予定です。

また、現在、ChatGPTをはじめとするAI技術がパラダイムシフトを引き起こしています。当社も、新しいAI技術の有効性を迅速に検証するため、社内にLLM推進プロジェクトを立ち上げ、デジタル広告やマーケティングの応用に取り組んでいます。

今後も当社は、社会の変化に柔軟に対応し、デジタル広告業界のリーダーを目指して邁進してまいります。

引き続き、皆様の変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 吉永 浩和

代表取締役社長吉永 浩和