オフサイトに非日常感が必要な理由
みなさんは「オフサイトミーティング」を経験したことがありますか?
ログリーでは四半期に一度、各部署ごとにオフサイトミーティングを実施しているのですが、それぞれどんなオフサイトをやっているのか、その内容についてご紹介していきます。
そもそも「オフサイトミーティング」とは?
“Off – Site Meeting”
直訳すると“現場を離れた場所で”行われる会議という意味です。企業の重要な課題や案件を検討するにあたり、よりオープンで活発な議論を促すために、あえて社外に場所を移し、日常の喧騒から離れた特別な環境で集中的にミーティングを実施することを指します。
「オフサイトミーティング」とは? – 『日本の人事部』
オフサイトの良いところは、考える、悩む、そしてアウトプットする時間を通常業務から離れた状態で取ることができるから、ですね。
ログリーのオフサイトは?
ログリーのオフサイトでは、場所に制限がありません。部署によってはカフェを貸し切りにしたり、普通のお部屋を借りたり、古民家で1泊したり……気の済むまで話し尽くしましょう!! というスタンスです。個人的には、次回のオフサイトは「大自然の中でやりたいなー」などと企んでいます。
オフサイトのテーマ
毎回、部署ごとにオフサイトのテーマは違います。例えば、今回のテーマは「会社の組織戦略」。中でも、企業理念やビジョンを現場レベルまでどのように浸透し、実現していくかを議論します。
「会社の組織戦略」は何だか雲の上の存在のような気がして、自分ごとにはしづらいですよね。しかし、オフサイトという場ではメンバーが意見を出し合い、自分なりの解釈に捉え直すことで「なぜそれをやるのか」「目指す姿は何なのか」を言語化していきます。すると、自然と納得感が生まれて、雲の上のような存在だった組織戦略が身近に感じられるようになります。
社長室オフサイトでは、ログリーの「集まれば新しい価値が生まれる」という理念に従って、0→1のクリエイティブな発想を生み出すワークショップを行いました。場所を変えるだけでも新しい発想がどんどん出てくるので効果絶大! 大いにやってみる価値あり! と感じました。
遊びじゃないよ! オフサイトだよ!
ということで、場所も重要ですが、内容も重要です。オフサイトを実施する際は、目的とゴールをきちんと定めておく必要があります。たくさんの議題を持ち寄ってあれもこれもとなってしまい、結果1つもゴールにたどり着けなかった……というのはあまりにも残念。船における船頭さんのように、きちんとゴールへと導く役割が必要です。
ログリーのオフサイトでは、主に前半と後半で議論する内容を切り替えています。ファシリテーターとなる人は、議論中に自分の意見は主張せず、参加者同士の議論を活発化させるように心がけています。
みんなが平等に意見を出せるよう促すのは、とても難しいことですよね。
オフサイトで持っていくと良いもの
オフサイトは、何でも揃っているオフィスとは違って「ないもの」が多いです。ログリーでは、よくスペースマーケットやAirbnb等で会場を借りるため、事前に必要な備品が揃っているかを確認するようにしています。必要なものは下記の5点。
・書くもの(付箋紙+ホワイトボード or 模造紙)
・PCの電源まわり(充電器、電源タップ)
・プロジェクター
・モバイルWi-Fi
・楽しむ心
まずは「書くもの」。ワークショップで話し合った内容を大きく書き出したり、付箋でつなげたりすると作業が捗るので、ホワイトボードの有無は確認が必須です。ない場合は、大きめの模造紙を持って行きます。特に専門店で買わなくても、100円ショップなどにも売っているので便利です。
次に「PCの電源まわり」。電源コードが短かったり電源タップが足りない! なんてことが意外とよくあります。念のためにコードが長めの電源タップを用意しておくといいです。
続いて「プロジェクター」。こちらは必須! というわけではないですが、未共有の資料を複数人で見るときにはあったほうがいいアイテムです。
あとは「モバイルWi-Fi」。会場のWi-Fiがつながらない! なんてこともあるので、きちんとつながるモバイルWi-Fiを持って行きましょう。
最後に「楽しむ心」。会社のお金で行ける非日常空間ですし、せっかくだったら楽しみつくしましょう! キッチンがあればランチはみんなで料理するとか、休憩時間に近くの銭湯へリフレッシュに出かけるなど、何でもありです!
まるでカタログのような写真(笑)
オフサイトの場はそれだけでも気分転換になりますし、自由な空間で議論を活発化します。こんなことをやっているログリーで働きたいって思った方、ご連絡をお待ちしてます!