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リアルタイムありがとうの記録 ~smile_log(スマイルログ)始めました~

2018年10月17日
佐藤梨絵
CULTURE

初めまして、マーケティング・ソリューション部の佐藤です。ログリーに入社して3年、広告配信の進行管理業務を担当しています。今回は、そんな私が言い出しっぺで実施となったピア・ボーナス制度「smile_log(スマイルログ=略してスマログ)」についてお話します。

ピア・ボーナスという言葉は、最近よく目にする機会が増えてきましたよね。これは、日頃の感謝を従業員同士で成果給として送り合うことができる制度です。経営陣や上司からは見えにくかった、隠れた功績や努力に気づくことができたり、社員とのつながりからの評価がモチベーションアップになると世間でも注目を集めています。

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ログリーでは、このピア・ボーナス制度を2018年7月から導入しました。※ツールはUniposを使用しています。

スマログのやり方

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ログリーでは、UniposとSlackを連携しています。全社員に1週間に400ポイントずつ支給される送付専用ポイントを、以下の2通りの方法で送り合います。

①投稿:感謝や賛辞、時にはちょっとしたお詫びの言葉に添えて送る
②拍手:ほかの人の投稿に共感、賛同した時にいいね感覚で投稿者&投稿された人にポイントを付与する

1つの投稿に使えるポイントは120ポイントまで。送り切れなかったポイントは日曜日に失効し、週明けにまた新たな400ポイントが付与されます。ログリーでは貯まったポイントは6カ月に1度、報奨金として支払われるようにしています。

現在、導入4カ月目に突入しましたが、開始前に少し練習期間を設けたこともあり、開始日初日からとても盛り上がり、たくさんの投稿が寄せられています。内容も「ゴミ箱の袋を交換してくれた」「新たな機能の開発に全力で取り組んでくれた」など、多岐に渡っています。

社内で特に好評なのが「拍手機能」です。投稿で誰かの活躍を知ることができるだけでなく、賛同や称賛の気持ちを伝えられるのは数あるピア・ボーナスツールの中でも画期的ですよね。良い投稿がありすぎて、自分が投稿する前に拍手でポイントがなくなった! なんて人もいました。

導入に至った経緯は?

なかなか良い感じに浸透してきているスマログですが、そもそも、なぜログリーにピア・ボーナス制度を取り入れたのか? 本来であればピア・ボーナスのような制度導入は経営陣や人事部が主体となるところを、マーケティング・ソリューション部の佐藤が? と気になった方もいるかもしれません。

なぜ私が、についての理由は単純明解。「ログリーにこんな仕組みが欲しい!」と声を上げたのが私だからです。

入社して3年の私ですが、実は社員の中ではなかなかの古株。ログリーは成長真っ只中で毎月のように新しい仲間が増え、どんどん大きくなっています。私の入社当時は15名程度だった社員も、気がつけばもう50名目前、業務もどんどん専門化し、徐々に部外の人と関わる機会が少なくなってきました。

「集まれば新しい価値が生まれる」……そんなログリーの理念の下で仲間になったみんなのがんばりを、知りたい! 褒め合いたい! と思い2017年4月より活動を始めました。

最初に考えたのが、

・形になった気持ちを手に取って見られる「ありがとうカード」
・リアルタイムでちょっとしたありがとうを届けられるオンラインツール

という2つの施策。

機会を設けるからこそ、普段なかなか伝えられない感謝や賞賛を形にできるカードに、「嬉しい」「すごい」と思ったらすぐに相手に気持ちを届けられるオンラインツール。それぞれ異なった良さがあって、何とかいいとこ取りしたいと各部から仲間を募って意見を出し合いました。

昨年の2017年10月にはありがとうカード企画を実施し、
「自分のがんばりを、こんなに見ていてくれる人がいる!」
「ありがとうを受け取るって、こんなに感動するものなんだ!」
「仲間への感謝の気持ちの大切さを実感できた!」

と大好評を得たことで「褒め合う文化をログリーに根付かせたい」と改めて決意を固めました。

そうして、さまざまな企業のツールを検討しながら導入したのがこのスマログです。検討を行ったツールの中には、もらったポイントを任意に設定された景品と交換できたり、社内仮想通貨として購買で使用できたりと自由度が高くてワクワクするものもありました。ただ、わかりやすさと浸透させやすさを最優先にし、あえて機能をシンプルにしたUniposが現在のログリーには最適であると判断し、採用に至りました。

独自の名称に込めた思い

smile_log(スマイルログ)という名称は、社内公募で決定したものです。「笑顔×ログリー」……みんなでありがとうを伝え合って笑顔を増やそう、というコンセプトです。また、ログリーのログは「記録」のログなので、褒めた・褒められた記録がみんなの強みになってほしい、という思いも込めています。

導入から3カ月

導入から3カ月間の動向を少し分析してみたところ、

・全社員が投稿または拍手を利用し、また全員がポイントを受け取っている
・「投稿数の多い人」は受け取っているポイント数も多い傾向にある
・ポイントの受け取り数上位者には「サポート部門(内勤)」の人の割合が多い


ということがわかりました。

全社員が自分のタイミングでスマログを利用していること、縁の下の力持ち的な存在へスポットが当たっていること、褒めた人が褒められる流れができていること……。発案当初の願いが見事に形になっています!

とはいえ、社内SNSのSlackからの投稿は操作が少し難しかったり、通知が連続してしまったり、人によっては投稿のタイミングがまだつかめなかったりと課題は残っています。

スマログの資料を整えたり個人的にフォローアップするなど、より利用しやすく、継続しやすい制度になるよう引き続き努力が必要です。

現在は、もらったポイントを半年に一度報奨金として受け取れる仕掛けですが、ピア・ボーナス自体が十分に浸透したら、ポイントの用途を増やしたりほかの社内制度と組み合わせて、さらにワクワクする仕組みにパワーアップさせたり、まだまだ向上・拡張の余地もあると考えています。

いつか他社から真似されるような制度に昇華できるようがんばらないとですね!