「数字でみるログリー」を労務担当が深ぼってみました!
こんにちは!労務担当の桜井です。
先日、「数字でみるログリー」を2023年度ver.にアップデートしました!
今年度は14項目の数字をご紹介しており、昨年度(5項目)から情報量が増えております。
まだご覧になっていない方は是非こちらからご覧ください。
今回情報量が増えた背景には、世界的に注目が高まっている「人的資本」というキーワードがあります。
簡単にいうと、従業員が持つ能力を資本ととらえ、企業が従業員の能力やスキルを最大限に引き出すことで
企業価値を高めていくという考え方です。
人材を活かすには働きやすい環境が必須であり、
ログリーでの働きやすさが伝わるような情報を・・・と考えていたら、自然と項目が増えていきました。
このブログでは、労務担当ならではの視点で「数字でみるログリー」を紐解いていきたいと思います。
ここは必見!の3項目
3つの項目で、政府の目標数値を上回る結果が出ました!
①女性リーダー職比率(部長・リーダー) 45.4%
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ログリーの女性リーダー職比率は2023/4/1時点で45.4%でした。
今年度開催のマネージャー研修には、17名中7名の女性が参加し(41.2%)、性別に関わらず活躍できる環境が整っています。
2003年に政府が掲げた“202030”(社会のあらゆる分野において、
https://challenge203030.com/
2020年までに指導的地位に女性が占める割合を少なくとも30%程度とする目標)は残念ながら達成されず、
先送りとされました。
現在では「2030年までに役員に占める女性比率を30%以上にする」ことを目標に掲げています。
②有給取得率 80.1%
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有給取得率は、政府目標の70%を上回る80.1%を記録しています!
slackの社員連絡用チャンネルでお休みの日を共有しているのですが、
「◯日はお休みいただきます」と投稿すると「ナイス有給」「行ってらっしゃい」といったスタンプで反応してくれたり、体調不良でお休みする方がいると「お大事に!」スタンプが沢山付いていたりと、安心して有給を取得できる文化が素敵だと私自身も日々感じており、この文化が取得率の高さにも繋がっていそうです。
政府の対応として、有給取得率に関しては、少子化社会対策大綱(令和2年5月29日閣議決定)などで、
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28253.html
令和7年までに年休の取得率を70%とすることが目標に掲げられています。
しかし、令和2年に年休の取得率は56.6%と過去最高となったものの、政府が目標とする70%には届いていない状況です。
③育休取得率 100%
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昨年10月から産後パパ育休制度が始まったこともあり、国をあげて男性の育休取得を推奨しています。
ログリーでは、育休取得率は、男女ともに100%でした!
産後パパ育休制度施行前から育休を取得する男性が多く、期間も短い方で2ヶ月、長い方で1年と、皆さんまとまった期間で取得されています。
政府では、男性の育児休業取得率を2025年までに30%に上げることなどを目標に掲げ、
https://ikumen-project.mhlw.go.jp/project/concept/
ワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)の実現に取り組んでいます。
実際パパ育休を取得された方にコメントをいただきました!
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< テクニカルソリューション部 部長・田中さん >
忙しい期間でしたが、多くの方の協力を頂いて育休を取得しました。
娘の成長を間近で見られただけでなく、妻の産後の負担も軽減できたので、
お休みを頂けてよかったです。
今後育休を取る方がいれば全力でサポートします!!
以前と変わったこと
ここからは以前の数字からの意外な変化や、最近のトピックについてご紹介します。
▼ 予想通り好きな福利厚生ランキングで、お菓子とアイスが上位にランクイン
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おそらく、社員の皆さんであれば予想は付いたかと思います(笑)
ログリーの福利厚生といえば!お菓子とアイスが真っ先に浮かぶ社員も多いかもしれません。
色々な種類のお菓子とアイスは、小腹が空いた時にいつでもつまめます。
▼ 家賃補助利用率が半減(2021:44%→2023:20%)
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ここ2年間で、家賃補助利用率が半減しています。支給要件や金額等制度自体は変わっていないものの、コロナ禍で渋谷近辺から郊外へとお引越しされる方が多かった印象です。
コロナ禍で始まった出社時の時差出勤は今も継続しており、朝7時~11時の好きな時間に出社することができます。家が遠くて時間がかかるとしても無理なく通勤できますし、家が近い方も通勤ラッシュを避けて通勤できるメリットがあります。
▼ 新しい制度がランクイン
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昨年度、「フルリモート制度」「副業制度」を導入したのですが、社員アンケートを取ったところ、好きな制度・仕組みランキングで上位にランクインする結果となりました。
特に2位の「フルリモート制度」は、実際に利用している方はまだ少ないのですが、将来も安心して働き続けられる制度として多くの方に選ばれたのではないでしょうか。
※フルリモート制度:
やむを得ない事情(例:配偶者の転勤、家族の介護、自身の傷病等)により通勤が困難と認められる場合に申請することができます
※副業制度:
副業を希望する社員は事前に会社に申請が必要となります
▼ 意識したいバリューは人それぞれ
こちらも社員アンケートの結果となります。
今年から新しくなった7つのバリューのうち、2023年度あなたが特に意識したいものはどれですか?
と聞いてみたところ、結果はこのようになりました!
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1.自律し成長する 15.2%
2.謙虚に学び続ける 15.2%
3.チャレンジし続ける 24.2%
4.ワクワクを発見する 21.2%
5.顧客視点で感動を提供する 6.1%
6.スピーディに対応する 3%
7.仲間と共に築く 15.2%
どれか1つに偏ることなく、同率のものも多かったです。
今年2月にバリューをテーマにしたワークショップを開催しており、
時間をかけてバリューについて考えた結果、1人1人がしっかりと自分ごとに落とし込めていることがわかります!
一番多かったのは “3.チャレンジし続ける” で、18期のテーマである「挑戦」とも繋がってきますね!
実際、バリューがどれほど浸透しているのか?
福利厚生として活用しているピアボーナスの “Unipos” でメッセージ投稿を分析してみました。
メッセージには会社独自のハッシュタグを付けることができます。
ログリーではバリュー1つ1つをハッシュタグにしており、バリューを体現している社員を褒めたり、
お礼の気持ちを伝えることができます。
使用回数の多いバリューのハッシュタグ(上位3位)はこのようになりました。
1位 7.仲間と共に築く(250投稿)
2位 6.スピーディに対応する (169投稿)
3位 5.顧客視点で感動を提供する (68投稿)
※バリューには番号が振ってあるものの、皆で1から順番にやっていこうというわけではありません。
これをふまえて「意識したいバリュー」と「使用回数の多いバリューハッシュタグ」を見比べてみると、
正反対の結果になっていることがわかります。
確かに、既に身に染み付いているバリューは意識する必要がないのかもしれません…!
以上、数字でみるログリーの数字だけでは伝わらないことを労務視点で深ぼってみました!